起業塾で成果が出せない本当の原因
こんにちは!
らしさ専門家のカツマタケイコです。
- 起業塾に大金を投資したけれど、結果が出せなかった
- これ!というメンターが見つからず、セミナー、コンサルジプシーがやめられない
こんなお悩みを持つ方向けの記事です。
不安や焦りがある時に、SNSで活躍している人を見つけて、
勇気を出して講座に参加してみたけれど、結局何もできなかった・・・
起業家界隈にいると割とよく聞く話です。
そして多くの人が上手くいかなかった原因として挙げるのが、先生(塾長)が何も教えてくれなかったから。
「何も教えてくれなかったから」には、いくつかの捉え方があります。
先生が冷たかったから、自分が根性が無かったから・・・で片付けてしまうと、また同じ過ちを繰り返します。
大切なお金を無駄にしないために、なぜそれが起きてしまったのか、自分のケースがどれなのかを考えてみましょう。
問題解決と学びを混同している
ダイエットをするなら【糖質を抑えた食事と運動】をすればいい。
世に出版されている本やSNSの情報を見れば分かりきったことかもしれません。
けれど、それがひとりでできないから、パーソナルトレーナーをつけて、短期集中で一気に体重を減らす。
このビジネスモデルがRIZAPです。
では、もしあなたがRIZAPに通うとしたら、何に期待して契約をしますか?
自分では挫折してしまう食事の管理や、運動のモチベーションを維持することではないでしょうか。
RIZAPはプロだから、スタッフの言うことを素直に聞いていれば痩せられる。
そこに「痩せるための栄養の知識をプロ並みに身につけたい」という願望はあるでしょうか?
【栄養の知識よりもまず結果】と考えませんか?
集客のコンサルタントも同じです。
特にマンツーマンのコンサル契約の場合、コンサルタントが目指すのは「最短で結果を出すこと」です。
もちろん、マーケティングの基礎が学べればなお良いのですが、ほとんどのコンサルティングは期間契約です。
結果を最優先するには、悠長に何かを教えている暇などありません。
塾の先生が「最高月商◯◯万円稼げます!そのためにコンサルティングを行います」と言うなら、そのために「SNSの投稿を増やしてください」「ブログを書いてください」など、具体的な方法を指示するでしょう。
一方で生徒の方が「◯◯万円稼ぐ方法を教えてもらえる」と捉えてしまうと、ただ命令されているだけに感じ「何も教えてらえなかった」とフラストレーションを抱えてしまいます。
現に私の生徒さんでも、いくつも起業塾を渡り歩きながら、SNSやブログ、メルマガなどそれぞれ単体でやることは分かっていても、点が線になっていない人がとても多いです。
もしあなたが本当に求めることが「知識を増やすこと」であれば、マンツーマンのコンサルではなく講座タイプの塾を選ぶと良いでしょう。
解決すべき問題を認識できていない
一口に「集客」と言っても、つまづいている原因は様々です。
- 起業したいけれどSNSに自分を開示する勇気が持てない(メンタル)
- ある程度発信はできるけれど、反応が無い(商品、導線)
- ある程度集客はできるけれど、疲弊している、効率良く稼げない(仕組み化、チーム化)
発信できない→マイナスからゼロ
集客できない→ゼロからプラス
時間がない→プラスからさらに上へ
というように、今自分がいる場所のレベルがまったく違うのです。
全部一気に解決できるのが理想ですが、現実的にはなかなか難しいです。
確実に成果を上げたいなら、①から③を順番に解決していくこと。
「SNSに投稿すると人が見ているような気がして・・・」と先生に相談したら「メンタルケアは自分でやってください」と言われて、落ち込んでいる人を見たことがありますが、まさに①の領域の人が②以上の塾に入ってしまった典型です。
自分が何につまづいているのかを認識していないと、このようなズレが起こり「期待してるのとなんか違った・・・」という結果になりがちです。
先生と生徒の「タイプ」が違う
最後は、あなたと先生の才能が違うことにより起こるすれ違いです。
私が今まで見てきた中では、起業塾で早く成果を出すのは圧倒的にダイナモタイプが多かったです。
なぜかと言うと、ダイナモタイプは、具体的な条件が無くても直感ですぐ動けるから。
先生の言うことを疑わず「まずやってみよう」ができてしまうのです。
起業塾は3〜12ヶ月程度の期間付き契約がほとんどなので、早く動ける人ほど期間内に成果が出やすい傾向があります。
成果を出したダイナモは、自分が成功したメソッドを体系化し「再現性のあるもの」として大々的に売り出します。しかし実はその「再現性」は同じタイプの人だからこそできるものであり、別のタイプの人にはしんどく感じます。
特に真逆のテンポタイプは、納得しないと動けないので、エンジンがかかる頃に契約期間が終わってる・・・なんてことも。※すでにたくさんの顧客を抱えていたり、起業前の職場で言われたことをこなすことに慣れていた人は例外で、成功することもあります
さらにダイナモは、要領をつかむのが上手く、細かい指示がなくてもそれなりに動けます。
それが当たり前にできてしまうため、他のタイプも「指示が大雑把でもできるだろう」と達成能力を楽観視してしまい、寄り添って教えてほしいタイプはフラストレーションをためてしまうのです。
解決法としては、
- 自分のタイプを知っておくこと
- 先生のタイプを知ること
- すべてのタイプに対応できる先生を選ぶこと
この3つが有効です。
まとめ
起業塾で成果が出ない原因は以下の3つです。
- 問題解決と学びを混同している
- 解決すべき問題を認識できていない
- 自分と違うタイプの先生を選んでしまっている
どれか当てはまるものはありましたか?
自分のタイプを知りたい方は、無料診断を受けてみてくださいね^^